パス ハンドボール

【ハンドボール】初心者必見!パスの種類別パスのタイミング【基本のポイント】

みなさんこんにちはエンピツです。

 

 

はてな

パスがもっと上手くなりたい!

そんな願いはありませんか?

その願い、一緒に叶えましょう!!

目次

この記事を読んでほしい方

こんな方におすすめ

  • パスをもっと上手く出せるようになりたい!
  • それぞれのパスの特徴を知りたい。

そんな熱い思いをもったハンドボーラーにおすすめの記事になっています。

 

記事を書いている人

・ハンドボールを小学校から始め、全国大会に出場した経験。

・ハンドボール指導歴10年をこえ、全国大会出場、県大会でも男女共に優勝経験あり。

・NTSのトレーニングの指導に関わった経験あり。

・現在小学生から大人まで所属するチームを運営・監督・選手として活動中。

 

パスのタイミングって相手次第で決まるような気がするけど…。
ハンド関係者
エンピツ
それも大切だけど、それだけじゃないんだ。

今回で知識をもっと増やすことでレベルアップになるはずだよ。

 

たくさんあるパスの種類、それぞれのパスはどのタイミング出せばいいのでしょうか。

結論を言います

 

結論をいいます!

結論

いつでも

どんなパスを出してもいい

 

これが結論です。

え!?じゃぁ、もうこの先は読まなくていいじゃん?タイミングとか関係なくない?
ハンド関係者
エンピツ
そうだけど…でも詳しく書いてあるからゆっくりと読み進めてほしいんだ。

『パスの意識改革』を読んでいただいたのならば、【いつでもどんなパスでもいい】という言葉の意味がわかると思います。

パスの一番大切なこと、それは「パスは味方がキャッチできれば、成功」ということなんです。

 

それについてまずは少し説明していきます。

「どんなパスでも投げたボールを味方がキャッチすれば成功」ということは変わりませんが…

ですが、試合のその時その時によって通りやすさが違うんです。

つまり、必要なのは

通る確率が一番高いパスを瞬時に選んで出す力を身につける

ということです。

 

いつでも・どこでもいい

 

という言葉の本質には「その場面での一番いいパスを選ぶ」という意味があるのです。

 

 

あぁ~。そういうことだね!じゃぁさっそくどのパスが一番通りやすいか教えて!
ハンド関係者
エンピツ
それは簡単には説明できないよ。

 

それはなぜかということ、以下のような理由があります。

ポイント

パスの出し手と受け手のポジショニング

欲しい場所・出したい場所

相手DFの身長・間合い

色んなことが関係した上でパスを選ばなければならない

 

なんだか難しそうだなぁ。諦めちゃうかも…。
ハンド関係者
エンピツ
だめだめ!だからこそ、ここでしっかりパスの特徴を知ってパスの出すタイミングを知ってね!

 

 

パスの種類と特徴・出すべきタイミング

今から、それぞれのパスのタイミング(ポイント)を解説していきます。

読み進めるために

特徴を知ることで、出すタイミングをつかめる

 

オーバーハンドパス

パスの名称で紹介したように、多くの状況で使用するのが、このオーバーハンドパスです。

ロングパスをする時にも、オーバーハンドパスをすることがほとんどです。

オーバーハンドパスの基本的な使う場面・基礎知識

オーバーハンドパス

・一番多く使う投げ方で、定番の投げ方

・長い距離を投げる時

・強く、速いパスが必要な時

・セットオフェンスのパス回しの時

試合中の多くの場面でオーバーハンドパスを使用します。

セットオフェンスのリズムを作るパス回しでも使用することから、オーバーハンドパスはパスの基本だと言えます。

ボールの投げ方の基本でもあるので、しっかりとフォームを作っておきましょう。

ポイント

・素早くボール回しがしたい時

・短い距離のパス

このような試合の場面には、オーバーハンド以外のパスがいいと考えることができます。

 

 

ラテラルパス・プッシュパス(ラテラルプッシュパス)

このパスの良さは素早い動作でパスを出すことができることにあります。

その速い動作でパスを出す必要がある時はこんな時です。

ラテラルパス・プッシュパスの基本的な使う場面・基礎知識

ラテラル・プッシュ

・素早くパス回しがしたい時

・相手の意表を突くタイミングのずらしたパスを出したい時

・体は正面を向いたまま、横にパスを出したい時

・ポストへのパスを出すとき

1対1をしかけた時や、相手に対峙した時など、素早い動作で隣の仲間にパスを出したい時にはラテラルプッシュパスを使用できますね。

また、ラテラルプッシュパスを身に着けることで、フェイントが通用せずとも、相手を崩すことができます。

人はどんなに速く走ってもボールよりも早くは動くことができないので、パスで相手を崩すオフェンスの時にはどんどん使用しましょう。

ポストパスをする時に大きいモーションのオーバーハンドパスだと通らないパスも、このパスだと成功することもあります。

ポイント

・長い距離のパス

・強いパス

・速攻時のパス

こんな場面で出したい時には向かないパスだともいえるでしょう。動作が早く、パスがすぐに出せる分、ボールスピードは強くありません。

なので遠い距離で出すと、相手にカットされる心配があります。

 

ラテラルプッシュパスは、聞き手がどちらかには関係なく、両手でできるようになることがおすすめです。

 

 

 

 

 

バウンドパス

バウンドパスはラテラルプッシュパスと同様、身に着けることでオフェンスの幅が大きく広がります。

困ったときにループパスとも言えないようなフワッとしたパスを出してしまうあなた!

バウンドパスができるようになりましょう。

バウンドパスの基本的な使う場面・基礎知識

バウンドパス

・自分と味方の間に敵がいる時

・ポストパス

・相手が自分よりも高身長の場合

・短い距離でのパス

このように主に4の場面などに使うことができるでしょう。

自分と味方の間に敵がいる場合は、一歩横に踏み出してバウンドパスをすることが効果的です。

イメージとしてはこんな感じです。(図がへたくそなのは許してください)

相手の足元に出すことで相手は反応しづらいことや、反応して足を出してしまってもキックボールになってしまうことがあるので効果的なパスだと言えるでしょう。

またもっともっと効果的にバウンドパスを出すためにはオーバーハンドパスで出すフェイントをしてから、バウンドパスを出すことで、相手の身体が伸びるのでより効果的ですね。

ポイント

・長い距離のパス

・パス回しの時

・あからさまなポストへのバウンドパス

このような場面では使うことが少ないと思います。

バウンドパスを身に着けることで、ポストパスを通す確率がグンと上がります。

いつもだと通らないポストパスも通るようになるので、ぜひ練習しましょう。

ポストパスでは大きな武器になるバウンドパスですが、あからさまなポストパスをバウンドパスで出すのもやめましょう。

 

サイドハンドパス

サイドハンドパスはエンピツ的には多くは使用しないパスですが、

相手DFが目の前にいるときなどは、必要としますね。

相手をかわしながらサイドスローで投げるパスを使用します。

サイドハンドパス

・目の前に相手がいて、その相手DFを回避しながらパスを出すとき

・中ぐらいの距離のパス

あまり使う場面の多いパスではないですが、自分よりも多いな相手が正面にいた場合など

相手をかわして出すパスとしては武器になるパスの1つです。

ポイント

・長い距離のパス

・しっかりとパスを出すとき

サイドハンドパスは、あまりここぞという時には使わない人が多いですね。

ボールを握ることになれていないと、ボールがすっぽ抜けて明後日の方向にボールが飛んでいくことがありますよねwww

 

ジャンピングパス

ジャンピングパスも使用頻度はそんなに多くはないですよね。

ジャンプした後に空中で出すパスのことをジャンピングパスといいます。

ジャンピングパス

・ジャンプした後にパスができるフリーの味方がいた時

・スカイプレーをする時

・ジャンプシュートからパスに切り替える時

・ジャンプシュートからポストパスに切り替える時

そもそもジャンピングパスができるほどのレベルにある時点で、とってもパスが上手なのだと思います。

ポイント

・ここぞという時に使うパスなので、あまり多用しすぎるのはよくない。

ジャンプパスは狙ってするというよりも、自分がジャンプした後に「!?」と気づいて出すことができる

臨機応変に対応する力も大切になります。

ハンドボールにおいて臨機応変に対応する力はとても重要です。

 

ノールックパス

ノールックパスとは、ボールを出す方向を見ずに出すパスのことです。

ノールックパスの使い道はいくらでもあります。

ノールックパスが使うことができるとあなたのプレーの幅はグンッと広がります。

ノールックパス

・相手をだましたい時

・ポストへのパスをする時

・1対1を仕掛けて、相手を寄せて、仲間へシュートを打たすパスをする時

・どんな時でも。

どんな投げ方でもノールックパスという名前でパスをすることができるので、

パスを投げる相手を見ずに出すパスと考えることができますよね。

ポイント

・確実にパスを出せる時にはあまり使わない

いつでも使えるノールックパスですが、パス回しや速攻時のキーパーからのパスの時にはあまり使用しません。

どちらかというと、相手を翻弄するパスや相手を騙すパスの時に使用するようにしましょう。

 

バックパス

バックパスの使い道は、そこまでいくつもあるわけではありません。

ですが、しっかりと覚えておくことで「どこかで使うチャンス」が来るかもしれません。

バックパス

・相手選手との距離が近くボールを投げにくいとき

・クロスをする時

・ポストへのパスをする時(密集しているとき)

・1対1で相手を寄せて、仲間へシュートを打たすパスをする時(45°からサイドへのパスなど)

特にバックパスは、相手との距離が近い時に有効なパスです。

自分の体の後ろを通して出すパスなので、相手にカットされることは少ないパスです。

でも、その点パスミスも起きやすいパスなのでボールハンドリングなど練習をしておく必要があります。

ポイント

・ボール回しの時

・速攻のパスを出す時

そして一番気を付けないといけないことは

練習をしておかないとミスが多い

ということです。

他のパスもそうですが、投げ方が特殊なパスは特に練習が必要になります。

もちろん、試合中にとっさに出して成功するラッキーパスもありますが、パスは意図して出すものなので

しっかりと普段の練習や自主練習でトレーニングしておきましょう。

バックパスはここぞという時に武器になるパスなので、練習しておいて損はありません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

「パスは味方がキャッチできれば成功」だということを考えれば、どんなパスを投げてもいいんです。

それは変わりません。

 

だけどこの記事を読み、意識することで、「より高い確率で成功するパス」を出すことができます。

ハンドボールにおいてパスが上手ということは、ボールロストを減らし、マイボールの時間を増やす。

そしてそれは試合をコントロールすることにつながります。

 

 

もっともっとパスを成功させるために…

あなたのパスのレベルアップは…

これからやぞ!!!

 

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