みなさんこんにちはエンピツです。
はてな
パスがもっと上手くなりたい!
そんな願いはありませんか?
その願い、一緒に叶えましょう!!
目次
この記事を読んでほしい方
こんな方におすすめ
- ハンドボールがもっと上手くなりたい!
- もっとシュートが決められるようになりたい!
- パスが上手くなりたい!
- 試合で活躍したい!
そんな熱い思いをもったハンドボーラーにおすすめの記事になっています。
また、ハンドボール指導者目線でも書いているので、指導者の方もぜひ読み進めて下さいね。
この記事はあなたのパスの意識を変えるための記事です。
記事を書いている人
・ハンドボールを小学校から始め、全国大会に出場した経験。
・ハンドボール指導歴10年をこえ、全国大会出場、県大会でも男女共に優勝経験あり。
・NTSのトレーニングの指導に関わった経験あり。
・現在小学生から大人まで所属するチームを運営・監督・選手として活動中。
今回は、指導歴10年以上でまとめたハンドボールのパスについて記事を書きました。
ポイント
あなたのパスの重要性は何%ほどありますか?
そうです。
パスはほとんどの選手がなんとなくできているからこそ、「意識していない」状況になりがちなんです。
パスの技術のすごさ(動画で紹介)
パスのすごさって中々伝わりにくいですよね。
ですが、この動画を観れば、パスの印象が大きく変わるはず!!
まずはこちらの動画を観て下さい。
【ハンドボール】絶妙な神業パスが上手すぎる!! バリッチの華麗なアシスト集【パス】
引用元:youtube
この動画のように…ハンドボールではパスが作り出すチャンスが試合を大きく左右するんです。
パスのもつ可能性
相手をだますパス・味方に点を取らせるパス
コートを1本でぶったぎるような速攻のパス
パス1本で得点につなげることができる
ハンドボールのパスの現状
ハンドボールを漢字で書くと「送球」になります。「球を送る」んです。
味方同士がパスを使い、球を送り合い、ゴールを目指すスポーツがハンドボールです!
つまり、ハンドボールにおいてパスとは、一番重要な動きの1つです。
シュートやフェイントのような全てのスーパープレーを作り出すのがパスだと言えます。
そう考えると、パスってとても重要です!
今、あなたのチームではどのくらいパス練習をしていますか?
どんな意図をもってパス練習をしていますか?
現在の多くのチームは
肩を温めるためのアップとしての練習
投げ方の練習・キャッチの練習
この練習が多くを占めていると思います。
いいや、それが「だめだ」というわけではないのです。その練習はハンドボールの深い所でいう「パス練習としては効果が低い」のです。
目指すべき【パス】というのはその先にあります。
パスに対する意識を変える
全てのプレーはパスから
それほど大切な言葉があるほどハンドボールにおいてはパスはとても重要な技術なんです。
ですが
実際には、あまり重要視されて練習していないのが多くのチームの現実です。
肩を温めるためのアップとしての練習
投げ方の練習・キャッチの練習
この2つの練習が多い中で、どういう意識を変えていけばいいのでしょうか。
ポイント
全ての練習の中での、パスに意図を持つ
どんな練習をする時にも必ずといっていいほど「パス」がありますよね。
対面パスはもちろん、速攻練習、シュート練習、試合形式、ディフェンス練習に動きを付ける時にパスを取り入れていることもあります。
そのパスの1つ1つに意図を持って練習をするという意味です。
どんな意図を持つのか
「どういうパスならパスが通るのか」
「どんなパスは通らないのか」
「どんな場面でどのパスが最善なのか」
「どのタイミングでパスを出すのか」
「どこにパスを出せば、次のプレーにつながりやすいのか」
これらを頭で考えたり、実践してみたりすることが必要です。
今、チームのアップで対面パスをしている時は…どんな意識をしていますか?
ただただ向かい合ってボールを投げ合うだけにはなっていませんか?
確かに対面パスには
①フォームを確認する
②肩を温める
そんな効果がありますが、その先にある「意図を持つ練習」とは、
相手が右利きならば、相手の顔の右側にパスを出す。
相手が左利きならば、相手の顔の左側にパスを出す。
たったこれだけが今までの対面パスの練習の効果を上げる【意図を持つということ】なのです。
そんな簡単なこと?いいえ、これはそんな簡単なことではないのです。
いや、本当は簡単だけど、その意識をしていない人がほとんどですよね。
相手が右利きだった場合は、相手の顔の右側に出すことでキャッチをする相手は次の動作に入りやすくなります。
つまり、プレーが1つはやくなるのです。
それだけで、ワンテンポ早く動きに入ることができるのです。
もちろん、そのパスも、時と場合によりますが、そういう意識を持つことが、練習に大切なんです。
「パス」をミスした時に「パス!」というだけ、「キャッチ」をミスした時に「キャッチ」というだけではなく、
「どこにどんなボールを投げるのか」を意識して練習することから始めましょう。
パスの意識を高める言葉
「自分は毎回メッセージ付きのパスを出している。」
これはサッカー元日本代表の小野伸二選手の言葉です。
小野選手は、日本だけではなく海外でも日本代表としても活躍した名サッカー選手です。
ボールの扱いが上手く、まさしくボールと友達と思います。
日本でもパスの名手で通っている小野選手のこの言葉…とても奥が深いと思いませんか。
あなたのパスにはメッセージがこもっていますか?
投げるボールの速度を早くして仲間を走らせたり、シュートまでの動作を早くするために高めへのパス。
スペースに走りこませるための相手のいない所へのパス・・・。
キャッチがしやすいような回転をかけたパスや、スピンパス。
「ボールを投げる」のではなく「パスを出す」のだからメッセージが必要です。
ただ投げるではなく、相手にパスを出す。
そんなメッセージ性のあるパスを出す意識をしましょう。これこそが、今大切な「意図のあるパス」です。
まとめ
今、何気なくしている「パス」ですが、少し意識は変わりましたか?
意識の変わるきっかけになれば嬉しいです。
パスの意識を変えることで、練習の質が上がり、パスが格段に上手くなります!
それはこうです。
ポイント
「通したい時に通したい味方に通れば、パスは成功」
いつもどの練習でも、「パスが通れば成功」ということは変わりません。
ですが、試合の展開によっては、DFがブロックをしたり、相手とコンタクトしている状態だったりするため
いつも通り投げられないかもしれません。
だからこそ、普段の練習から【意図を持つ】ことが大切なのです。
味方が欲しいタイミングで投げ、味方がキャッチできれば成功!
または自分が望んでいた場所やスペースに投げて味方がとることができれば成功!です。
そこに、正解の投げ方なんてない!正解の投げ方なんていない!
こういう時にはこういう投げ方が正解!ということはないのです!
もちろん、
その時に応じた成功確率が高い投げ方を選ぶべきです。
その力をつけるには、普段からどれだけ意図をもってパスをしているのか…が重要です。
パスの意識を変えること
・パスの大切さに気付く
・相手に合わせたパスを出す
・状況にあったパスを出す
・自分のパスに【意図】をもつ
そして
普段の練習からパスについてしっかりと考えを持つ
ということです。
あなたのハンドボール上達は…
これからやぞ!
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