みなさんこんにちはエンピツです。
はてな
ハンドボールコートってどれくらいの広さなの?
コートを作る方法を知りたい。
そんな方への記事になっています。
この記事を読んでほしい方
こんな方におすすめ
- ハンドボールのことをもっと知りたい!
- ハンドボールコートを作る簡単な方法を知りたい!
- 半面でもいいからコートを作りたい!
記事を書いている人
・ハンドボールを小学校から始め、全国大会に出場した経験。
・ハンドボール指導歴10年をこえ、全国大会出場、県大会でも男女共に優勝経験あり。
・NTSのトレーニングの指導に関わった経験あり。
・現在小学生から大人まで所属するチームを運営・監督・選手として活動中。
今回は、ハンドボールコートについて解説します。
ハンドボールコートの簡単な作り方も紹介します。
この記事のおすすめポイント
ハンドボールコートを知れる!作れる!
もっとハンドボールのことを詳しくなりましょう!!!
ハンドボールコートの広さ
まずは、ハンドボールコートの広さをまず知ることから始まります。
ハンドボールコートはサッカーよりも一回り小さくなっています。なんとなく6mや9mラインがあればいいという認識も多いですが、
しっかりと定められていることもたくさんあります。
コートの広さ
・コートの大きさ | 40m×20m |
・ゴールの大きさ | 高さ2m×幅3m |
・ゴールエリアライン | ゴール前方6m |
・7mライン | ゴールラインから7mの距離で長さ1m |
・交代ライン | センターラインから長さ4.5m |
図に表すとこんな感じです。各ラインにも名前があるのでこの機会に覚えてみましょう。
参考:日本ハンドボール協会HP
基本的にこの大きさでしますが、体育館の関係で40mはとれずに、36mほどで試合をする場合もあります。
特に練習の時には大きな体育館で練習ができないことも多いので、小さめのコートや半面での練習もあります。
各ラインの説明
ここからはいくつかのメインとなるラインの説明をします。
全てをしっかりと覚える必要はないですが、なんとなくどんなラインなのかを把握しておきましょう。
センターライン
コートの横幅のちょうど半分の位置に、長辺と垂直に引かれた長さ20mの直線のことです。
試合開始はこのラインの中央から行ないます。
サイドライン
コートの長辺にあたる2本の40m直線のことです。
ゴールライン
コートの外枠とゴール枠の接点のことです。ゴールラインを完全に超えると点数が入ります。
ボールがゴールラインにのっただけでは得点にはなりません。
アウターゴールライン
センターラインに平行に引かれた、コート端の左右の直線のうち、ゴールラインを除いた部分のことを言います。
ゴールエリアライン
ゴールの前方6mの位置にひかれる実線のことです。
このラインよりゴール側のエリアを「ゴールエリア」、その反対のスペースを「プレイングエリア」と呼びます。
7mライン
ゴールラインから7mの距離にある長さ1mの直線のことを言います。
明らかな得点チャンスをディフェンス側の反則で阻まれた場合や、
ディフェンス側が相手の攻撃を防ぐためにゴールエリアでプレーを行なった場合などに与えられる「7mスロー」を行なう位置となります。
ゴールキーパーライン
ゴールラインから4mの距離にある長さ15cmの直線のことで、「4mライン」とも呼ばれます。
「7mスロー」のときは、キーパーはこのラインを踏み越えることを禁止されています。
フリースローライン
ゴールエリアラインからプレイングエリア側へ3mの位置に引かれた破線のことです。
破線は実線が15cm、間隔が15cmで、ゴールから9m離れた位置にあるので、「9mライン」とも呼ばれます。
簡単にハンドボールコートを作る方法
ここからは自主練習をする際に、簡単にだれでもハンドボールコートを作る方法を紹介します。
ポイント
ハンドボールコートの半面を作る方法を紹介!(応用すれば全面もできるよ)
それでは、まずは準備物からです。
準備物
少し広めのグラウンド
ボール
10mメジャー(20m以上あればよりよい)
簡易用ゴール
ラインカー(なければ木の棒などのラインが引けるもの)
たったこれだけで半面コートがつくれます。
ボールは数ある種類から、外用ボールを選びましょう。中用ボールでもできないことはないのですが、
おすすめは間違いなく外用ボールです。
ラインは足で線をかくこともできるので、それができれば簡易用ゴール、そしてボールがあれば練習はいくらでもできます。
10mメジャーは100均にもありますので、近くの100均で購入してみてはいかがでしょうか。
おすすめ簡易用ゴール
自主練習をするのに、一番大切なものは「ゴール」です。それがなければシュート練習ができませんし、なんだか気持ちが入りません。
簡易用ボールもいくつか販売しており、ボク自身もいくつも使ってきましたが、特によかったものをランキングで紹介します。
組み立て式ゴール
これは、パイプで組み立てるゴールです。amazonや楽天市場でも調べたらすぐに出てくる商品です。
簡単に組み立てることはできますが、子どもたちが持ち運びをするのは少し難しかもしれません。
2セットのものと1つのものとあり、ブランドもさまざまですが、大きな違いはありません。
メモ
・組み立て式ゴールの王道商品
・大人がシュートを打ちすぎると、少しフレームがまがってしまうこともある
クイックゴール
今使用しているこのゴールは本当におすすめ!
以前は組ってゴールでしたが、それよりもさらに使いやすい形となっています。
上で紹介した組み立てゴールよりもさらに使いやすい組み立てゴールはこれです。
エンピツのチームでも今も使用しています。
メモ
・子どもでも簡単組み立てができる
・赤白のポストがあるので気分もあがる
・持ち運びも便利
・シュートを吸収する設計なので、大人が打っても簡単には壊れない
・ポスト(バー)がペラペラなので、バーシュートなどはできない
コートの作り方(ラインのひき方)
簡易用ゴールが用意ができれば、次はラインの引き方です。
本当に最低限に必要なラインは全部で2つです。
必要なライン
・ゴールライン
・ゴールエリアライン(6m)
この2つのラインに付け足すとすれば、2つのラインを付け足しましょう。
「サイドライン」と「フリースローライン(9m)」があればコートの横幅もとれていいと思います。
それでは、簡単なコートの作り方を順を追って説明していきましょう。手順は以下の通りです。
簡単なコートの作り方
①ゴールの位置を決める
②ゴールラインをひく
③6mラインをひく
④9mラインをひく
⑤サイドラインをひく
この5つの手順でコートを作りましょう。
①ゴールの位置を決める
まずはゴールの位置です。ゴールは大体、コートの端の真ん中に設置するようにしましょう。
できれば、ゴールから左右に10mほど取れると最適な場所になります。
できればゴールの場所の後ろは壁やネットがあるといいですね!
②ゴールラインを引く
次にゴールラインを引きます。
ゴールを設置した場所は動かさず、ゴールの真ん中から左右にむかって
メジャーを伸ばし、10m、10mの20mをひきましょう。
そうすると、このようにコートができます。
③6mラインを引く
次に6mラインをひきます。これができればある程度の練習ができるようになります。
6mラインを引くときに、注意しないといけないことがあります。
注意ポイント
ゴールポストの内側から長さを測ること
これは勘違いしがちなのですが、正しくはゴールポストの内側からです。
図に表すと以下の通りになります。
内側からメジャーで6mを測り、木の枝などで線を引いていきます。
それをゴールの両ポストから同じようにおこない、以下のようにします。
そして、2つの線を直線でつなげると、6mラインが完成します。
ここまでで練習をすることは十分可能ですが、
この後にまだ質の高い練習をするためには9mラインやサイドラインをひきましょう。
④9mラインをひく
次は9mラインをひきます。
引く手順は6mラインと同じ引き方ですので、説明は6mラインの引き方をご覧ください。
9mラインを正しく引こうとすると、「点線」であったり、「白線と空白の部分が15cm」と決まりがあるのですが、
自主練習をする際にはそこまで気にする必要はありません。
むしろ、「ゴールから9m離れている場所での距離や感覚」を養うためには、点線ではなく、実線で引いてもいいですね。
引くときに効率化をはかるのであれば、6mランを引く際に、一緒に引いてもいいかもしれませんね。
図に表すとこのような形です。
9mラインをひいて自主練習をするのではあれば、DFとの距離や、フリースロー練習など「距離感覚」を養うのがおすすめです。
⑤サイドラインをひく
このサイドラインも、自主練習には絶対に必要である、とは言えませんが、
サイドラインを引くことでさらに練習の質が上がると思ってください。
ゴールの中心から左右に10mの、コートの横幅が20mとれているので、
そのゴールラインに対して垂直にできるだけまっすぐに線を引きましょう。
サイドラインの必要な長さは、全面をとるのなら40m、半面なら20mです。
このサイドラインがあることで、コートをより広く使用する練習にもなります。
特にサイドのポジションでの自主練習をする時には必要になりますね。
まとめ
ここまでハンドボールコートのこと、ハンドボールコートの作り方を簡単に説明してきました。
ハンドボールをこれから始める方や、ハンドボールを今している方、
そして
自主練習をしようと考えてる方にこの記事をシェアしてあげてくださいね。
ハンドボールに詳しくなり、もっとハンドボールを楽しむのは…
これからやぞ!!
ハンドボール関連記事
シュートがもっとうまくなりたい人必見!シュートの全てをまとめて1つにしました。
タイミングや打ち方、ロングシュートの練習方法など、シュートに関する記事を集めました。
随時更新中ですので、くわしく読みたい方はこの記事へ。
パスについてのまとめはこの記事から
ハンドボールのルールやポジション、それ以外の色んな記事を一覧にして集めました。
ハンドボールに必要なものをそろえていますか?
練習着やボールのように、ハンドボールに必要なものを一挙に紹介。
練習着でモチベを上げて、自分用ボールで練習の質を上げる。目が悪ければどうすればいい?
そんなことを全て解決できるようにしています。この記事からどうぞ。
ハンドボールの練習着!「これからやぞ」が贈るおしゃれでかっこいい!
そんな最高なな練習着はこちら!【ハンドボール】ハンドボールアパレル【THINK SEEP】
練習・試合の時目が悪い人ってどうしてる?目が悪い人必見のスポーツのすすめ→こちら
勝ちたいのなら行動にする、あなたの勝ちたい気持ちを行動へ。
試合に勝ちたいのなら上手くなる。上手くなりたいのなら練習をする。
試合で勝てないチームも、全国大会常連の法政二高ハンドボール部阿部監督監修の
「勝つための効率的練習方法」で勝てないチームが勝てるチームに。。
全ての選手と、全ての指導者のためのトレーニング!
DAZNで楽しく最高のスポーツ観戦を!
ハンドボールの試合をライブ中継。見逃し配信で視聴できる!
上手い選手のプレーを見て、上達への第1歩を踏み出そう!
まずは無料で1ヶ月間観てみませんか?
スポーツ観戦を自宅でしたいのならDAZN!解説しました!で詳しくチェック
公式サイトはコチラ → DAZN