みなさんこんにちはエンピツです。
はてな
シュートを決められるようになりたい!!
そんな願いはありませんか?
目次
この記事を読んでほしい方
こんな方におすすめ
- 試合でシュートが決められない
- もっとシュートを決められるようになりたい
- シュートのコツを知りたい
- どんなタイミングでシュートを打てばいい?
そんな熱い思いをもったハンドボーラーにおすすめの記事になっています。
記事を書いている人
・ハンドボールを小学校から始め、全国大会に出場した経験。
・ハンドボール指導歴10年をこえ、全国大会出場、県大会でも男女共に優勝経験あり。
・NTSのトレーニングの指導に関わった経験あり。
・現在小学生から大人まで所属するチームを運営・監督・選手として活動中。
今回は、シュートを打つタイミングのお話をします。
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おすすめポイント
シュートのタイミングに気を付けることができる
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まずシュートが入らない原因を知りたくないですか?
シュートが入らない原因って何があると思いますか?
シュートが入らない原因でも紹介したように、入らない理由はいろいろあると思います。
その一つにシュートタイミングが悪いというものがあります。
他の原因はこちらでも紹介していますので、合わせて読んで下さい。
シュートのタイミングが悪いとは何?
まず最初にシュートが入らない原因の1つの「シュートのタイミングが悪い」を紐解いていきましょう。
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シュートの入るタイミングが悪いということは、逆を返せば「タイミングがいい」ということです。
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ハンドボールのシュートで一番頻度が高いのはジャンプシュートですよね。
「1・2・3と歩いて踏み切り、空中でシュートを打つ」、これがジャンプシュートです。
ですが、キーパーが上手くなればなるほどこのリズムに合わせてポジションを取ったり、動くことが多いです。
そしてタイミングを合わせてシュートを止めようとします。
スポーツは「リズム」が大切です。
だからこそ、リズム感がいい人ほど逆に相手キーパーにとってもリズムを取りやすいんです。
要するに「タイミングがいい」というのはキーパーに止められる原因となります。
それとは逆に、意外に「むちゃくちゃなシュート」の方が入ってたりするイメージはありませんか?
シュートが入らない原因の「タイミングが悪い」というのをまとめると、
「タイミングが良すぎるからこそシュートを止められる」ということになります。
ポイント
シュートまでの過程のリズムがいいと相手GKもそれに合わせやすい
タイミングがリズムよくきれいにシュートを打つと、GKもタイミングをとりやすい
世界のトップで活躍する選手の多くは、試合中に色んなタイミングでシュートを打っています。
いつでも、同じタイミングでシュートを打っている選手はどこにも見当たりませんよね。
ここまでで絶対に分かることは、
シュートのタイミングは変えるべきもの
だということです。
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シュートのタイミングを改善する方法
では、「シュートのタイミングを良すぎる(悪い)」という原因を解決していきましょう。
ポイント
原因を解決すればもっとシュートが入るようになる!
シュートの入らない原因の解決法は大きく3つあります。
解決法
①シュートのタイミングを変える練習をする
②シュートスピードを速くする
③シュートコースを良くする
今回は主に①シュートのタイミングを変えるについて詳しく解説していきます。
②と③については
参考記事リンク
シュートコースを良くするって何?(現在編集中)
こちらの記事をご覧下さい。
タイミングを変える(ずらす)とはどういうことなのか
今回の本題でもある「シュートのタイミングを変える」について解説していきます。
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シュートのタイミングが良すぎることが止められている原因になっているのなら、
打つタイミングを変える(ずらす)ことで、シュートが入るようになるはずです。
現にシューター(シュートを打つ人)で、シュート決定率が高い人ほど、同じジャンプシュートでも色々なタイミングでシュートを打つことが多いです。
では、タイミングを変えるにはどうすればいいのか、考えてみましょう。
まずは例えば…で考えてみましょう。
あなたがシュートを打つときに「1、2の3」の「3」でシュートを打っています。
なぜそうなるかというと、一番タイミングがいいから、わかりやすいからです。
そのシュートのタイミングを「1、2の」の「の」でシュートを打つんです。
「3」で打つシュートを、「の」で打つことにより、「0.5拍」早く打てます。
つまりこれは裏拍子で打っていることになり、キーパーからすると「タイミングがずれた」となります。
また「の」だけではなく、、「1」でシュートを打つ…。
そうすることで、ジャンプ直後すぐのシュート…クイックシュートのようになり、キーパーからするとタイミングがずれます。
結果として、反応がワンテンポ遅れ、シュートの決定率があがります。
つまり、ジャンプシュートの際に、打つタイミングを変えることがシュート決定率を上げ、得点力を上げる効果的な方法になります。
シュートのタイミングを変える練習の意識
これから色んなタイミングでシュートを打つことができるようになるために…
まずは4つのシュートタイミングを練習しましょう。
ポイント
4つのタイミングでシュートを打てるようになれば相手キーパーはタイミングがつかみにくい!
4つのタイミングのシュートとは以下の4つです。
①ジャンプ直後のシュート
②ジャンプの後の最高到達点でのシュート
③ジャンプの着地寸前のシュート
④ジャンプを打つ前のシュート
この4つのタイミングで打つことができればあなたのシュート決定率を上げる方法になります。
最後までしっかり読んでもらえればと思います。
①ジャンプ直後のタイミングでのシュート
一つ目は、ジャンプ直後のタイミングでのシュートです。
クイックシュートという名前もあるように、ジャンプと同時…くらいのタイミングで打つシュートです。
ジャンプの後のタイミングを数字で表すと「1、2の3」の「1」で打つようなイメージですね。
これはクイックなのでキーパーもきちんと準備ができていないことがあればさらに決定率が上がります。
「ためて…打つ」というよりも
「ジャンプする(と同時くらいに打つ)」ようなイメージで練習しましょう。
特徴
〇相手が準備する前に打つことができる
〇0歩や1歩でジャンプして打つことで、より速いクイックシュートが打てる
△相手がブロックをしている場合、上から打つにはあまり向いていない
②ジャンプの最高到達地点のタイミングでのシュート
二つ目は、ジャンプの最高到達地点のタイミングでのシュートです。
高い打点から打つためにも、しっか力をためるためにもこのシュートが一番使われています。
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多くの人は、基本のこのジャンプシュートを練習しているのではないでしょうか?
言葉で説明すると「1、2の3」の「3」で打つシュートで、「ためて打つ」「高い打点から打つ」とよく言われますよね。
一番使用するシュートでありながら、このタイミングでしかシュートが打てない人が多く、
相手GKからは合わせやすいシュートになってしまい、逆に弱点になってしまうことがあります。
注意ポイント
綺麗なロングシュートを打つのに止められることが多いのはこのシュートが原因
このシュートはリズムが良すぎるという弱点もありますが、一番大切なシュートです。
ジャンプしてグググッとためて一番高い所で打てるように練習しましょう。
特徴
〇高い打点で打つことができる
〇速いシュートを打つことができる
〇相手ブロックの上から打つことができる(ロングシュートに適している)
△このシュートばかりだと、リズムが良すぎて弱点になることもある
③ジャンプの着地寸前のシュート
三つ目は、ジャンプの着地寸前のタイミングでのシュートです。
このシュートの一番のメリットは「キーパーが動くのを見て打つことができる。」ということです。
そうすることで、相手にリズムよくタイミングをとらせないようにすることができます。
言葉でタイミングを説明すると「1、2の3・・・・・シュート!」みたいなイメージです。
相手GKもタイミングが合わずに、先に動き出すこともあるので、それを見ると反対側に打てば入ります。
一瞬遅れたら着地でラインクロスを取られるほどのギリギリのタイミングでシュートしましょう。¥
相手との「我慢比べ」にもなるシュートですが、これができるようになると、ほぼすべてのシュートが決まります。
(キーパーが動くのを見てから、反対側にボールを投げるだけだからww)
上でも書いてあるようにこのシュートを打つ際は、着地をしてしまわないように気をつけましょう。
(ラインクロスになってしまいます。)
特徴
〇相手GKが動いてから打てるのでシュート決定率が高い
〇特にサイドシュートやポストシュートに効果的
〇速攻時のようにGKと1対1になるときに武器となる
△遠目からのシュートには向いていない
△気を付けないとラインクロスになってしまう
このシュートのタイミングは、主に6mライン内にジャンプした時に武器となるシュートです。
このシュートのためにもしっかりとフェイントを身に着けることも大切ですね!
④ジャンプを打つ前のシュート
この動画の33秒くらいから始まる速攻で打っているシュートをイメージしてください。
最後はジャンプする前のタイミングで打つシュートです。
相手GKは、というよりもみんながジャンプシュートを打つイメージでハンドボールをしています。
速攻の時って意外と1対1のプレッシャーもあって外すことってありますよね。
そんな時にこのシュートがあれば、キーパーからすると迷いが生じるので、決定率がバツグンに上がります。
速攻の時、ジャンプして打つのではなく、ジャンプする前に打ってしまうということです。
特徴
〇相手GKが準備をする前に意表を突いたシュートが打てる
〇速攻の時に、ワンポイントで使用すれば決定率が高い
△速攻時以外は使えない
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速攻の時しか使えないからいらないのではなく、
速攻の時に1度決めておくことで、相手GKの判断を送らせましょう!
まとめ
今回は、シュートのタイミングを変え、シュート決定率を上げるために4つのシュートタイミングを解説しました。
覚えたいシュートタイミング
①ジャンプ直後のシュート
②ジャンプの後の最高到達点でのシュート
③ジャンプの着地寸前のシュート
④ジャンプを打つ前のシュート
この4つのシュートのタイミングを意識して練習に取り組みましょう!
また、タイミングを変える方法以外にも、
参考記事リンク
シュートコースを良くするって何?(現在編集中)
この2つにあるように
・シュートスピードを上げること
・シュートコースを良くすること
を意識して練習していきましょう。
タイミングが良すぎて相手に合わせられ、止められる。
それを解決するには「シュートを打つがタイミングを変えること」が一番の方法です。
普段の練習から色んなタイミングでシュートが打てるように意識して、自由自在のタイミングでシュートを打てるように練習しましょう。
あなたのシュート決定率をあげるのは…
これからやぞ!!
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