みなさんこんにちはエンピツです。
はてな
ハンドボールのパスカットの時のルールを詳しく知りたい!
そんな方への記事になっています。
この記事を読んでほしい方
こんな方におすすめ
- ハンドボールのことをもっと知りたい!
- パスカットで速攻に行くときにいつもダブルドリブルになる
- パスカットの後に、ダブルドリブルにならずに攻撃がしたい!
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記事を書いている人
・ハンドボールを小学校から始め、全国大会に出場した経験。
・ハンドボール指導歴10年をこえ、全国大会出場、県大会でも男女共に優勝経験あり。
・NTSのトレーニングの指導に関わった経験あり。
・現在小学生から大人まで所属するチームを運営・監督・選手として活動中。
今回は、パスカットの時のダブルドリブルについて解説します。
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この記事のおすすめポイント
パスカットの時のルールについて詳しくなれる!
もっとハンドボールのことを詳しくなりましょう!!!
ダブルドリブルのルールについてのもっと詳しい解説はこちら
文字だけではなく、動画もチェックしてみてね!!
ハンドボールのルール解説!誰でもわかるダブドリ解説はこちら
ダブルドリブルとは
まずは、ダブルドリブルについて詳しくなりましょう。
ハンドボール協会の出している競技規則には、このように書いています。
ダブルドリブル
ドリブルしたボールを持ち、もう一度ドリブルする
これはとても簡単でわかりやすいのですが、詳しくはわかりません。
競技規則を読み進めてもこれ以上に詳しくは載っていません。
むしろパスカットの後のことは何も書いていないのです。
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パスカットの後のドリブルについて
ここからは、パスカットの後のドリブルについて解説していきます。
パスカット後のドリブルがダブルドリブルになるかどうかは、大きく3つのパターンに分かれます。
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ダブドリになる!?3つのパターン
・パスカットの後、ボールが床(地面)に落ちた場合
・パスカットの後、ボールを空中でキャッチした場合
・パスカットの時に、直接キャッチできた場合
この3つの解説をするからね!
※とても難しく複雑なルールなので、審判によって少し判定が変わる部分もあります。
パスカットの後、ボールが床(地面)に落ちた場合
相手のボールをパスカットした時、そのボールが一度床(地面)に落ちた場合は、
そのままドリブルに入ることができます。というよりもドリブルをそのまま始めないといけません。
そうすることでダブルドリブルを防ぐことができます。
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そうです。ここが誰もが迷うところです。
ここが重要
パスカットの後に、一度落ちたボールをキャッチしてもその後にドリブルはできない
パスカットをした後のボールは「相手」ではなく、「味方(自分)」がボールを保持しているという認識になるため、
一度ボールを床に落とすと、それはドリブルをスタートしたとみなされるため、その後にキャッチをしてしまうとダブルドリブルになります。
つまり、パスカット後にボールが床(地面)に落ちた場合は、
①そのままドリブルに入る
②キャッチをして、パスやシュートを打つ
この2点ができるように意識しましょう。
時には
ポイント
「カットする前のボールは相手が保持しているボールでコントロールできているわけではないので床に落ちたボールをキャッチ後にドリブルができる」
と認識の人もいますが、カット後は一度床に落ち、キャッチした場合はドリブルはやめておきましょう。
世界のプレイでも、直接(または地面に落ちる前に)キャッチをした場合のみドリブルに入る様子が動画から見て取れます。
パスカットの後、ボールを空中でキャッチした場合
次に、パスカットの後、ボールを空中でキャッチした場合です。
これはとてもシンプルなルールなので覚えやすいです。
パスカット後に、ボールを空調でキャッチした場合、その場合は、「ドリブルすることができる」ということです。
しかし、パスカットしたボールをもう一度キャッチしようとしてキャッチミスをすると
少し複雑なルールが適用されることがあるので注意が必要です。
日本ハンドボール協会の競技規則は以下のようになります。
次の行為は許されない。
ボールをコントロールした後, ボールが床, 他のプレーヤー, またはゴールに触れる前に, 再びボールに触れること(13:1a)。しかしながら, プレー
ヤーがボールを「ファンブル」している際には 2 度以上ボールに触れてもよい。
「ファンブル」とは, ボールをキャッチしたり止めたりしようとしたときに,コントロールし損なうことをいう。
競技規則より
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ここはとても難しいところです。パスカットしたボールを空中でキャッチしそこなった場合、
それがファールに値するのかどうか…。審判によっての認識も違うことが多いです。
その場合の判断基準は以下のようなものになると言われています。
ここが重要
ボールをコントロールしているかどうか
つまり、そこはボールをコントロールしている場合は、反則となり相手ボールになります。
なので、わかりやすく認識してプレイをすることをおすすめします。
ポイント
パスカット後に、床(地面)にボールがついた場合は、そのままドリブルをするか、キャッチしてドリブルをしない。
パスカット後に、空中でキャッチした場合はドリブルOK、空中でキャッチミスをした場合はドリブルはやめておく。
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パスカットの時に、直接キャッチできた場合
最後は、パスカットの時に、直接キャッチをした場合を説明します。
これも認識としては簡単に覚えておくといいルールです。
「パスカットの時に直接キャッチした場合は、そのままドリブルができる」です。
ただしこの場合も、空中でキャッチミスをしてしまい、自分でキャッチをし直すと別の反則になります。
その反則は「ジャックル」という反則です。「ジャックル」についてはこちらで解説しています。→こちら(近日公開中)
また、直接キャッチができるようなパスが飛んできて、それをはじいて地面に落としてしまった場合は、
パスカットの後、ボールが床(地面)に落ちた場合と同じでそのままドリブルに入らなければダブルドリブルになります。
まとめ
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パスカットの後のドリブルについて、初心者やハンドボールを始めたばかりの人は特に難しいと感じるところです。
パスカットをしたけれどその後にダブルドリブルになって結局相手ボールになってしまう…ということ試合の中でよく見られますね💦
ルールが少し曖昧なところも気にはなりますよね。
それを乗り越えて試合を有利にすすめましょう。
ハンドボールを上手くなるのは…
これからやぞ!!
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