みなさんこんにちはエンピツです。
はてな
試合でパスミスが多くて、困っている。
そんな人に向けての記事になっています。
この記事を読んでほしい方
こんな方におすすめ
- パスをもっと上手く出せるようになりたい!
- 得点につながるパスを教えてほしい。
そんな熱い思いをもったハンドボーラーにおすすめの記事になっています。
記事を書いている人
・ハンドボールを小学校から始め、全国大会に出場した経験。
・ハンドボール指導歴10年をこえ、全国大会出場、県大会でも男女共に優勝経験あり。
・NTSのトレーニングの指導に関わった経験あり。
・現在小学生から大人まで所属するチームを運営・監督・選手として活動中。
試合で効果的な得点につながる3つのパス
ここから紹介する3つのパスは、試合で使うパスの中でも特に得点につながることの多いパスです。
「パス」といってもいくつも種類があります。パスの種類や投げ方を知りたい方はまずこちらをご覧ください。
今回紹介するパスはこの3つです。
試合で効果的なパス3つ
・ラテラルパス
・バウンドパス
・ラテラルプッシュパス
この3つです。この3つのパスを今よりもレベルアップするための記事となっています!
ラテラルパスの練習方法を詳しく解説では、ラテラルパスの練習方法を紹介しました。
そして今回の記事ではバウンドパスの練習を解説します。
この3つはパスがとても重要なハンドボールにおいて、特に早い動作で出すことができるパスです。
このパスを身に着けることでこんな良さがあります。
・試合のボール回しが速くなる
・パスで相手ディフェンスを崩すことができるようになる。
・ボールロストが減る
・オフェンスの質が格段に上がる。
絶対に身に着けたいパス【バウンドパス】
バウンドパス力を大きく発揮する場面は以下のふたつです。
・ポストパス
・サイドパス
ポストパスやサイドパスの時にはバウンドパスが役に立ちます。
このバウンドパスを身に着けるポイントと、パスのコツ、または練習方法を詳しく紹介します。
バウンドパスの練習方法
バウンドパスを身に着けるための5つのステップを紹介します。1つずつクリアしながら練習していきましょう。
5つのステップ
①向かい合ってバウンドパス
②間にディフェンスを入れてのバウンドパス
③キャッチする方にディフェンスを入れてのバウンドパス
④パスの出し手がディフェンスされているバウンドパス
⑤実際に試合形式や試合で練習
この5つのステップでバウンドパスを練習していきましょう。
この練習方法を実現するには、2人もしくは3人で練習することをおすすめします。
向かい合ってのバウンドパス
まずは基本のバウンドパスの練習です。
2人で向かい合ってバウンドパスをしてみましょう。
①2人の間が2~3メートルになるように立つ。
(9mラインと6mラインの幅を意識するように。)
距離は2mから3mほどがおすすめです。バウンドパスは10mも15mも遠い所に出すことは少ないので、
ポストへのパス、サイドへのパスをイメージでして2~3mでパスをしましょう。
間にDFを入れてのバウンドパス
次にDFを実際に入れてバウンドパスをしてみましょう。
①2人の間が2~3メートルになるように立つ。
(9mラインと6mラインの幅を意識するように。)
②2人の間(真ん中)にDFとして一人立つ。
③2人がDFに取られないようにしてバウンドパスを出す。
この時、ただパスをしていてはDFに取られてしまいます。
もちろん、それでは実際に試合でバウンドパスを使うことができません。
踏み込む足をずらしてバウンドパス
動きながらのバウンドパス
このように「動き」を入れてパスの練習をしてみましょう。
キャッチ側にディフェンスを付けてのバウンドパス
次は、実際にキャッチする方にDFをマークさせたままパスの練習をしましょう。
①2人の間が2~3メートルになるように立つ。
(9mラインと6mラインの幅を意識するように。)
②2人のうち、ボールを持っていない方にボールを渡さないようにDFとして立つ。
③ボールを持っているほうは、ディフェンスされている味方に通るようにバウンドパスを出す。
DFが二人の真ん中にいる時に比べ、マークしているので難易度の高いバウンドパスの練習になります。
この時ディフェンスされている1人は、体を使ってブロックしたり、ほしいスペースを手で合図をするなどして、
しっかりどこにどんなパスが欲しいかアピールできるようにすることで、より試合に近い練習になります。
パスの出し手がマークされている時のバウンドパス
次はパスを受ける側ではなく、パスの出し手がマークされている時の練習です。
①2人の間が2~3メートルになるように立つ。
(9mラインと6mラインの幅を意識するように。)
②2人のうち、ボールを持っている方にDFとして立つ。
パスを出しにくいように、しっかりとパスコースを着るようにディフェンスする。
③ボールを持っている方は、しっかりと相手にパスが通るようにバウンドパスをする。
この練習の時は1歩や2歩という条件を決めて練習しましょう。
どちらもがあまりのも動きすぎると、バウンドパスの練習ではなく、動きながらのパスや動きながらのキャッチの練習になります。
実際に試合形式や試合で練習
最後はラテラルパスと同じように、試合形式や練習試合、2対2や3体3などの動きのある状態での練習です。
試合形式の練習や練習試合で「今だ!」という時にバウンドパスを使うようにしていきましょう。
ふとした時の選択肢にバウンドパスがある選手とそうでない選手とでは、パスの成功率が大きく変わります。
試合の色々な状況でパスを出すという練習の積み重ねが経験につながり力になります。
もちろん失敗することもありますが、たくさんの失敗を成功を繰り返しましょう。
一人でバウンドパスを練習したい時
もちろん、練習相手がいる方がたくさんの練習ができるのですが、一人でも工夫すれば練習することができます。
練習方法
①壁当て
②ボールを投げるフォームまでを確認
①壁当てでは、的を決めて自分の狙った位置にしっかりと投げられるように練習しましょう。
②ボールを投げるフォームの確認では、本当に投げるように練習することで、パスフェイントにもつながる動きになるので、おすすめ練習です、
特に、色々な投げ方で投げられることができればもっとパスが上手になるので一人でも工夫して練習しましょう。
まとめ(意識したいこと)
ここまでに練習方法を5つのステップで練習してきました。
最後に練習をする時に意識したいことを紹介します。
ポイント
・両手のどちらでも出せるようになること
・どちらの足を出したときにも出せるようになること(右手右足・右手左足・左手右足・左手左足)
・対角にも出せるようになること
・色んな投げ方で出せるようになること
・色んなバウンドやボールスピードで出せるようになること
このポイントを考え、意識しながらバウンドパスの練習を練習しましょう。
パスがもっと上手くなるのは…
これからやぞ!!
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