みなさんこんにちはエンピツです。
前回の記事ではパスカットについて詳しく知ることができました。
この記事では
パスカットの解説、パスカットのパターンを公開します!
目次
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この記事を読んでほしい方
パスカットの練習をしたい。試合でパスカットができるようになりたい。
パスカットを身に着けたいと思っているあなた。
そして
パスカットを教えてあげたいけれど、
どう教えていいのか分からない指導者のあなた!
この記事を読めばあなたもパスカットをできるようになります。
パスカットの解説(動画紹介)
まずは、パスカットの解説をしている動画を観てみましょう!
文字で読むよりもしっかり眼で観ることが
身に着ける第1歩になります!
腕の使い方だけではなく、ポジショニングやタイミングというものも大切です。
ただパスカットは本当に難しいものだということが分かります。
パスカットの解説
パスカットは、一人で成功するのはとても難しいものです。
パスカットが成功するために必要なことがあります。
それは
ディフェンスのコンビネーション
です。
相手のミスをさそうようなディフェンスでパスカットのチャンスをつくったり、
一人がボール保持者に強い防御をして無理な体勢でパスさせ、
そのパスを他の者がパスカットしたり、
一方を強く防御してわざと他方へパスさせパスの方向を明らかにして
カットを狙うなどの協力防御が必要になります。
1人でパスカットでを成功する時は、
たいてい相手のパスミスによるものです。
もちろん自分自身の技術が高ければ
一人でのパスカットをすることも可能です。
ただし一人で行うパスカットは大きなリスクも背負うことにもなります。
パスカット解説まとめ
①パスカットは1人ではできない
②チームでの意思の疎通が大切
のこの2つの意識を持ちましょう。
パスカットのパターンとパスカットのコツ
パスカットにはいくつかのパターンがあります。
そしてその1つ1つにコツがあります。
ここではこのパターンとコツを理解しましょう。
サイドディフェンスでのパスカット
パスカットをする際に条件がそろえば可能なのが45°からサイドへのパスカットです。
一番注目したいのはパス回しの時です。
相手の攻撃リズムを作っているパス回し時になら
一瞬の飛び出しをすればパスカットができます。
パスカットのコツは…
・相手サイドが9m付近にいる
・45°からのパスが単調である。
・45°とサイドの距離が少し遠い。
こんな条件がそろっている時にはサイドからのパスカットを狙えます。
とばしのパスでのパスカット
画像をご覧ください。
これは1つの例ですが、相手左45°がボールを持っている状況です。
センターにボールを返そうとしている時に、
センターディフェンスの3枚目の選手がセンターにボールを出させないようにプレッシャーをかけます。
バスケットボールでいうとディナイですね。
すると相手左45°はセンターへパスを出さず右45°への飛ばしのパスをします。
左45°→右45°へとパスをする、そのパスをパスカットします。
パスカットのコツは…
・センターへのディフェンスをしっかりと行う。
・左45°がボールを投げた瞬間を狙う。
・一瞬の飛び出しを大きく強く・そして速く行う。
・相手に裏を取られることを注意する。
です。
この飛ばしのパスは流れの中で行うと成功することが多いです。
チームで合図を決めるなりして
パスカットを成功させましょう。
ポストパスのカット
このパスカットも、試合の中では、しっかりと狙うことができるパスカットです。
ポストパスは特に、通されると得点につながる確率のとても高いパスです。
しっかりと練習をしておきましょう。
このパスカットは攻撃力というよりも
相手に得点を許さないためのパスカットという要素の方が大きいです。
パスとへのパスをパスカットするコツは…
・ポジション取り
・腕の出し方・タイミング
です。
特にポジション取りは大切で、相手の体の向きも気を付けたりすると
たくさんパスカットができるようになります。
タイミングよく飛び出すパスカット
この図の説明をまずすると…
相手45°がボールを持っている時、センターにボールを出したそのボールを狙うパスカットです。
つまり、通常のパス回しをパスカットするということです。
このパスカットは個人の力がとても必要なので、
なんでもかんでも飛び出してしまうと、相手にチャンスを与えることになるので
気を付けなければなりません。
コツは…
・パスカットの前のポジショニング
・飛び出すタイミング
・一瞬で前に出るフットワーク
です。
このパスカットが上手になると相手には
大きなプレッシャーを与えることができます。
しっかりと見極めてパスカットをしましょう。
キーパーからのパスカット
キーパーからのパスをカットすることは多くはありません。
ですが、このパスカットができると
大きな得点チャンスになります。
試合終了間際などに、今どうしても1点がほしい場面で
チームの戦術として行うこともあります。
コツは…
・キーパーからのパスを受け取る選手をマークする
・キーパーのパスの選択肢を減らす
・キーパーがボールを投げた瞬間に相手の前に出る
です。
タイミングがとても重要ですね。
このパスカットは直接得点につながるのでチームの戦術として
1つ練習しておくことも必要です。
パスカットの問題
次の画像の時、パスカットのしやすさはどうでしょう?
答え…あまり良い状況だとは言えない。
理由はわかりますか?
いくつかありますが、
大きく2つの点があげられます。
・ボールを持っている人(図の場合は45°)に対してのプレッシャーがない。
・パスカットを狙える位置にポジショニングが取れていない。
この2点が大きな要因です。
1つはボールを持っている人に対してのプレッシャーという外的要因
そしてもうひとつは、パスカットを狙うためのポジショニングという内的要因です。
もちろん、だからといって
パスカットが不可能というわけではありません。
成功確率を考えた時に
ギャンブル的にパスカットにいくのは
チームのためになりません。
パスカットを身に着けることはかなり難しいと言えます。
ですが、パスカットを身に着けると大きな武器になることは間違いないのです。
まとめ
パスカットの詳しい内容、意味や意義を知り、解説をしっかりと読めましたか?
・パスカットはたくさんのパターンがある。
・それぞれのパスカットには、それぞれのコツがある。
です。ひとえにパスカットと言っても
ひとつではないのです。
いよいよ練習方法の公開までもう少しです。
個人での練習方法・チームでの練習方法と分けて紹介します。
ハンドボールが上手になるのは…
これからやぞ!!
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